【犬の腎臓病】腎臓病の犬にあげても良いオヤツ3選

今回は、腎臓病の犬にあげても良いオヤツについて解説します。視聴者の皆さんから「腎臓病の犬に安心してあげられるオヤツはありますか?」というご質問をいただいたので、食欲が落ちてしまいがちな腎臓病の犬でも喜んで食べてもらえるオヤツを3つご紹介します。

犬の腎臓病とは?

まず、腎臓病について簡単に説明します。腎臓病は腎臓の機能が低下する病気で、尿を作ることを通じて血液中の老廃物や毒素を排出する役割を果たします。また、ナトリウムやカリウムなどのミネラルバランスの調整も行います。腎臓の機能が低下すると、これらの調整がうまくいかなくなり、体調が悪化することがあります。

腎臓病には急性腎障害と慢性腎臓病の2つのタイプがあります。急性腎障害は一時的に腎臓の機能が急速に低下するもので、慢性腎臓病は主に加齢によるもので、3ヶ月以上持続して腎臓の機能が徐々に低下するものです。高齢の犬では、ほとんどが慢性腎臓病に該当します。

腎臓病の犬にあげても良いオヤツ3選

1. 稲葉のエネルギーチュール

エネルギーチュールは、動物病院専用のペースト状のおやつです。水分を多く含んでいるため、腎臓病の犬でも脱水を防ぎながらオヤツを楽しむことができます。また、ナトリウムやリンの含有量が低く設定されているので、腎臓に負担をかけずに安心してあげられます。

2. ヒルズのKD野菜入りシチュー缶

KD野菜入りシチュー缶は、腎臓病フードの一種で、シチューのように角切りの野菜が入っており、柔らかい食感が特徴です。高齢で歯が弱くなった犬や刺繍病の犬でも食べやすく、美味しさを追求したウエットフードです。チキン味とビーフ味の2種類があり、味のバリエーションも豊富です。

3. ヒルズの特別療法食犬用トリーツ

特別療法食犬用トリーツは、腎臓病の犬でも安心して食べられるオヤツです。タンパク質やナトリウム、リンなどを適度に制限しており、腎臓に負担をかけません。ドライタイプで持ち運びがしやすく、外出先でも手軽にあげられます。

終わりに

今回ご紹介したオヤツは、全て療法食に分類されるため、使用する際は必ず獣医師に相談してください。腎臓病の犬でも、適切なケアと美味しいオヤツで生活の質を向上させることができます。


この記事はこちらの動画をもとに作成しています。

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